農家カフェippongi　自慢のお米！

今日は農家カフェippongiのお米について書きたいと思います。

当店のお米はコシヒカリという品種を育てています。

コシヒカリの名前は開発に関わった新潟県と福井県がかつて「越国」（こしのくに）と言われいたことから、「越の国に光輝く米」という願いを込めて「コシヒカリ」と命名されたそうです。

味の特徴としては、アミロースが少ないため粘りが強く冷めても美味しく保存性に優れています。

また、食味もよく粘質で保存性に優れています。

このような特徴をもつコシヒカリを先祖代々、兼業農家として育てています。

そのお米を毎日の食事の中で小さい頃から何気なく食べてきました。

初めて、その美味しさに気付いたのが一人暮らしを始めた時でした！

実家から送られてくるお米が無くなり、スーパーで市販のお米を買って、それをおにぎりにして、

持って行った時でした。米粒はカチカチになり、粘り気もなかったのです・・

同じコシヒカリなのに、どうしてここまで味が違うのかと考えていくと、大きく違う点がありました。

それは父が農薬、化学肥料を使わずに有機肥料を使って栽培してきたことでした。

今までは米農家ということにあまり興味がなかったのですが、このお米はこれから先、ずっと

継承していくべきものだと実感しました。

そこから父の下で「米作りとは何か」を学びました。

当初、簡単だと思っていた有機栽培ですが、すぐにそうでないことがわかりました。

とにかく草、草、草、草との格闘です！！！

稲を植えてから２カ月間は毎日、草取りです。

はっきり言って有機栽培よりも農薬、化学肥料を使用した方が楽に

なることは間違いないのですが、それ以上にあの時の美味しかったという感動があったことが

忘れられず、今の原動力になっています。

その感動を皆様にも感じてもらいたく、今回、農家カフェippongiをオープンしました。

多くの方に食してもらえたら幸いです！

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

また、２合からお米の販売もしておりますので、そちらも併せてご利用ください！